北岳〜塩見岳 南アルプス縦走②

2018.10.10(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 23
休憩時間
2 時間 26
距離
14.8 km
のぼり / くだり
1336 / 1472 m
46
31
55
3
29
53
53
2 29
41

活動詳細

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というわけで、 もうあとがない、ここしかないと決行した「北岳から塩見岳までの南アルプス縦走」。 9日から11日の3日間のレポ、2日目は、CT10時間超の縦走です。  1日目:芦安駐車場〜広河原登山口〜大樺沢ルート〜右俣コース〜北岳〜北岳山荘泊  2日目:北岳山荘〜間ノ岳〜三峰岳〜熊の平小屋〜北荒川岳〜塩見岳〜塩見小屋泊  3日目:塩見小屋〜本谷山〜三伏山〜鳥倉登山口 例によってさらに膨大な写真と文章。おつきあいいただけたら嬉しいです。m(_ _)m なお、カメラの設定ミスで写真の時間がおかしいところがあります。🙏 【北岳〜塩見岳 南アルプス縦走 2日目】 (北岳山荘から中白根山、そして間ノ岳まで) 5:20の朝食と同時💧に渡された弁当をザックに詰め込み、北岳山荘のご主人から 「塩見岳の管理人さんによろしくお伝えください。道中他には誰もいないだろうから十分気をつけてくださいね。」 と優しく声をかけられて山荘を出発したのが5:30。m(_ _)m 出発の時点で1時間半の遅れ。💦 当初は間ノ岳でご来光の予定が、中白根山でご来光に変わり、更に又その途中でご来光を迎えることになった。 でも晴れ渡った空のもと、最高のご来光を拝ませていただいた。☀️ 見える山すべてのモルゲンロードを堪能。富士山のなんとキレイだったことか・・・ But ここで更に20分近いロス。この時点で予定の2時間近い遅れとなる、ヤバイっ。 安全とザックを軽くするためヘルメットを被って出かけたのだが、予想以上に強く冷たい西風が吹き、耳が痛いほど。 防寒ジャケットのフードで防ごうとするも、ヘルメット装着で上がらない。><; ヘルメットとカメラをザックにしまい、手袋を防寒手袋に替え、フードを被り、口元まで覆って中白根山に向かう。 ものの数分で中白根山に到着。すっかり夜が明けた朝の展望は最高だった。 ここからは最初は広尾根を、岩稜のトラバースから徐々にガレ場の急な登りへと変わって間ノ岳に到着。 なんと広い山頂だろう。富士山も間近でとても大きく見える。いい山です。💕 360°の展望を楽しみつつも、塩見岳までの遥かな道のりに圧倒され、 遅れた時間を取り戻そうと大慌てで三峰岳に向かった。 ここからは本当に1人きりの山行きとなった。 (間ノ岳から三峰岳、三国平〜熊の平小屋まで) 間ノ岳から三峰岳まではかなり急な下り、途中岩場もあり気の抜けないところもあったが、かわりに風はパタッと静まった。 その急登の岩場の陰に小休止する若者がいて、ギョッとなる。 まさかすれ違う登山者がいるとは思っていなかったが、南アを縦走中で、仙塩尾根から上がってきたとのこと。 お互いの無事と健闘を祈って別れた。それ以降、塩見岳までは結局誰とも行きあわなかった。孤高の旅路なり(笑) 🏔三峰岳(みぶだけ)は、仙塩尾根で塩見岳へ向かうルートの途中で、間ノ岳ルートとの分岐点。 静岡県・山梨県・長野県の3県の境界点でもあり、本当は「みつみねだけ」というらしい。 2999mも標高がありながら、間ノ岳などに近すぎて目立たない無名の秀峰だ。 間ノ岳も含めた南アの山々をはじめ360°の展望ができる。 阿弥陀岳や先日の横通岳などと同じように主力峰が見渡せる、こういう山がやっぱり自分の好みなんだなぁ。 三峰岳から三国平までは岩稜の急登下りから始まり、やがてガレ場の広尾根を下る。 台地状の広尾根は東西の眺めを堪能しつつ下るのでなんとも気持ちがよかった。 三国平で、農鳥小屋に向かう近道トラバースルートと道を分ける。 間ノ岳から西農鳥岳に向かうルートの鞍部に農鳥小屋を発見。 北岳山荘情報によると台風による林道の不通によって農鳥小屋を訪れる登山者が激減しているという。 オヤジさんは、今年はやると云っているが、来年はどうなるかわからないそうだ。 三国平からまずはハイマツ帯に入り込み、ダケカンバの林をジグザグと急登を下っていくと、 やがて下生えに草地が増え、お花畑の様相となり、窪地の湿地帯の先に熊の平小屋🏠があった。 このあたり一帯、夏にはマルバダケブキなどのお花畑🌼になるらしい。 こじんまりとした佇まいの森の中の熊の平小屋、雰囲気のいい小屋でいつか泊まってみたいものだ。 ここでやっと朝食。北岳山荘のお弁当を開けてビックリ!なんと豪華なことかっ🍱ペロっ! (熊の平小屋から安倍荒倉岳、新蛇抜岳、北荒川岳まで) ここからは基本、尾根筋直下の東側を進んで行く。 久々のシラビソの樹林帯、サクサクの落ち葉で足元も柔らかい。 進むほどに農鳥岳を見る角度が変わり、山容が変わっていく。 🏔安倍荒倉岳は本道から1分ほどで上がる尾根筋にあったが、三角点のみだった。? 少し進むと竜尾見晴🐉と云う小岩峰の尾根に出る。樹林帯をしばらく進んでいたので、久しぶりの眺望に気分がいい。 続く🏔新蛇抜岳の山頂は登山道上にはなく、気がつかないと山頂を外しそう。 斜めに尾根筋に向かうと山頂は少し広く、眺望もよかった。 再び樹林帯に入ってしばらく進むと左側に草の窪地、そして立ち枯れの原っぱに出た。なんとも懐かしい光景だった。 ダケカンバとバイケイソウ群生地を迎え、この辺りがこのルートの最低鞍部だったのかと思われる。 ここから一気に急登が始まった。穏やかな風景の中をハア〜ハア=と登る。💦 ハイマツミックスになると、視界が突然開け、目の前にドドーンと雲をまとった🏔塩見岳、そして大きくえぐられた大崩壊地が現れた。 この迫力は本当に凄かったっ! 大崩壊地の北の端、ザレた広尾根が🏔北荒川岳の山頂だった。 湾曲した崩壊の縁が波打つように上部まで繋がり、その先に山肌を露わにした雄峰塩見岳が立ちはだかる。 天狗岩の先には塩見小屋の屋根が見え、ここで後3〜4時間、到着は16時をまわると連絡を入れる。 塩見岳の山頂を収めたくてしばらく待ったが、ガスが晴れないので諦めて前に進む。 (北荒川岳から北俣岳分岐〜塩見岳東峰・西峰、そして塩見小屋まで) 大崩壊地の縁を登って行くのかと思ったら、途中で左側東側へ下りる。 一転してダケカンバとお花畑の草地の緩斜面が広がっていて、崩壊地との落差に驚く。 崩壊地を回り込むように進んで、改めて崩壊地のトップに立つと、🏔北荒川岳の全貌が見えた。 🏔塩見岳への稜線も尾根を境にハイマツのグリーンベルトと崩壊の景色が見事に分かれている。ここが肩の広場か? さあ、ここからが正念場、縦走の計画段階でも予想はしていたが、🏔塩見岳への急登は、8時間歩いてきた自分にはやはりキツかった。 ザレ場の急登を、まずは北俣岳分岐まで必死に上がる。ゼイゼイっ! 富士山と蝙蝠岳への美しい稜線に癒されながら、細尾根を渡り、🏔塩見岳へのハイマツ急登を這い上がる。💦 クライマーズ・ハイ。 塩見岳山頂では疲労感より、爽快感に満ち溢れていた。 天気予報通り、あたりはガスに包まれ眺望はなかったけれど、昨年堪能しているし、今回はそれが目的ではなかったし・・・。 🏔塩見岳からはガレガレの岩場を注意して下り、ポツポツきた雨にさほど濡れることもなく塩見小屋に到着した。感謝! (塩見小屋にて) 到着後、予報通りに小雨が降り始め、夕焼け、夜空は望めなかった。💧 本日の宿泊客は山ガール4人と栃木からいらしたご夫婦、自分を含めて7人だけ。広々と使えました。 塩見小屋は布団ではなく、シュラフ。十分暖かく、あついくらいで自分は半袖Tと長アンダーパンツで充分だった。 トイレは伊那市が推進するトイレ袋方式(西駒山荘と同じ)で、専用個室で袋の中に用💩を足し、外の専用コンテナに袋を入れる。 男性小便器は相変わらず小屋裏の外気の下。開放感抜群(笑)ですが、雨の中だとちと困る。💦 13日宿泊が最後とあって、豪華な夕食でした。 夕食後は管理人の岡さんともう一人の女性の方、そして4人の山ガールと酒を酌み交わしながら、 山談義ならぬ各地の山荘の小屋番さん談義で盛り上がる。 山ガールスゴシ!鍋持参で山食を楽しみ、ソフトボトルには地元の銘酒、歩荷のバイトもしているという。 (思わぬ出逢い) 自分の登山のキッカケとなった彼と、南アの山小屋で一時期一緒に働いたことのある女性がその中にいた。 しかも自分と同じ町の出身で、実家は数百メートルしか離れていない。 実は登山を始めた頃に一緒に登って指導してもらった若者からそんな話は聞いていたのだが、 まさかこの塩見小屋で、今日のシチュエーションで出逢うとは思っていなかった。 彼女も事情は知っているようで、お互い下界に降りてからゆっくり話そうとその話を打ち切った。 自分の中では彼がこの出逢いを繋いでくれたと思っている。 (2日目を終わって) 自分にとっては少し無謀な計画だったが、 あの8月の中ア縦走、そして9月の常念岳からの縦走経験があったから踏み切れたと思う。 農鳥岳に行けなかったのは残念だったが、そもそも当初の目的ではなかったから後悔はない。 この縦走路、多くの挑戦者は塩見岳から北岳に向かう北上ルートを選んでいる。 北上して行けば、目標となる山々が次々に現れ、大きくなっていき、モチベーションは高まる。 そして晴れれば中央アルプスと美しい富士山がずっと視界にあるという南アルプスならではのルートだと思う。 日帰りというわけには行かないけれど、南ア愛好家としてはおすすめです。 ただ南アは奥深く、エスケープルートがどこにもないので、しっかりとした装備と覚悟は必要ですね。 (登山口へのアクセスはさておき、強健脚家で、天候などの諸々の条件が揃い、  1日目に熊の平小屋まで行ければ、1泊2日で縦走することも可能かも・・・エッ!(◎_◎;) ) とにかく雨にも降られず、ご来光も見ることができ、眺望抜群の中での縦走ができたことには、感謝しかない。 16日には南アルプスは初冠雪を迎え、本当にギリギリまにあってくれた山行き。お天道様にありがとう! 3日目は塩見岳から下山するだけ。たいしたレポにはなりませんが一応掲げます。 自分のレポにかかりきりで皆さんのレポ拝見やお返事が滞っています。ごめんなさい。m(_ _)m                                                (3日目につづく) 1日目のレポ:https://yamap.co.jp/activity/2508132

北岳・間ノ岳・農鳥岳 朝、弁当を受け取りザックに詰め込んでいたら、結局出発が5:30になってしまった。
東の空は既に朝焼けに染まり、くっきりと富士山のシルエット。風が強く、耳が痛いっ!
朝、弁当を受け取りザックに詰め込んでいたら、結局出発が5:30になってしまった。 東の空は既に朝焼けに染まり、くっきりと富士山のシルエット。風が強く、耳が痛いっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大慌てで中白根山に向かうが間に合わず、山荘から少し上がった場所でカメラを取り出しご来光を拝むことにする。キタ〜〜〜っ!
大慌てで中白根山に向かうが間に合わず、山荘から少し上がった場所でカメラを取り出しご来光を拝むことにする。キタ〜〜〜っ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 雲海に浮かぶ朝日と富士山。
雲海に浮かぶ朝日と富士山。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 雲が輝いている。
雲が輝いている。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 空の色がたちまちに変わっていく。
空の色がたちまちに変わっていく。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北岳も
北岳も
北岳・間ノ岳・農鳥岳 仙丈ヶ岳も
仙丈ヶ岳も
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鋸岳と甲斐駒ケ岳も
鋸岳と甲斐駒ケ岳も
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そして中央アルプスさえも、薄くピンクに染まっていった。
そして中央アルプスさえも、薄くピンクに染まっていった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 日本画のような静かな美しさ。
日本画のような静かな美しさ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 やがて徐々に朝を迎えていった。
北岳山荘、お世話になりました。
やがて徐々に朝を迎えていった。 北岳山荘、お世話になりました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 カメラをしまい、ヘルメットをしまい(装着すると防寒ジャケットのフードが上がらなかった)、
手袋を変えて、吹き来る冷たい風対策を万全にしていざ出発!
カメラをしまい、ヘルメットをしまい(装着すると防寒ジャケットのフードが上がらなかった)、 手袋を変えて、吹き来る冷たい風対策を万全にしていざ出発!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 数分で中白根山に到着。
数分で中白根山に到着。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 中央アルプスも夜が明けて、双児山からの伊那山脈には南アルプスの山影が映り込んでいる。
恵那山が見えるようになった。
中央アルプスも夜が明けて、双児山からの伊那山脈には南アルプスの山影が映り込んでいる。 恵那山が見えるようになった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 仙丈ヶ岳も甲斐駒ケ岳も夜が明けた。背後には蓼科山も見える。
仙丈ヶ岳も甲斐駒ケ岳も夜が明けた。背後には蓼科山も見える。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北岳の後ろに、おおっやっと見えたよオベリスク、鳳凰三山揃い踏み。
北岳の後ろに、おおっやっと見えたよオベリスク、鳳凰三山揃い踏み。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 池山尾根と早川尾根の美しい稜線。その背後に見えるのは、金峰山と甲武信ケ岳の山並みか・・・。
池山尾根と早川尾根の美しい稜線。その背後に見えるのは、金峰山と甲武信ケ岳の山並みか・・・。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 輝く雲海に浮かぶ富士山。まるで写真のようだ。ん?
輝く雲海に浮かぶ富士山。まるで写真のようだ。ん?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 富士山アップっ!
富士山アップっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広尾根を間ノ岳へ向かう。
広尾根を間ノ岳へ向かう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広尾根からやや狭稜のトラバースへ。風が冷たいっ!
広尾根からやや狭稜のトラバースへ。風が冷たいっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返って北岳と中白根山、こんなに曲がった関係だったの?
振り返って北岳と中白根山、こんなに曲がった関係だったの?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 岩稜帯の登りが徐々に急峻になっていく。
岩稜帯の登りが徐々に急峻になっていく。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再びザレ場風になると、
再びザレ場風になると、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 間ノ岳山頂に到着。北岳の横に赤岳が見えてきた。
間ノ岳山頂に到着。北岳の横に赤岳が見えてきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 もうすっかり日の上がった風景。さっきまでと色合いが全く違う。
もうすっかり日の上がった風景。さっきまでと色合いが全く違う。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 富士山が大きい! 広い頂上、農鳥方面のケルンまで行ってみたかったけれど、予定より大幅に遅れていたので諦める。
富士山が大きい! 広い頂上、農鳥方面のケルンまで行ってみたかったけれど、予定より大幅に遅れていたので諦める。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥岳に西農鳥岳。はるか遠くに見えるのは笊ケ岳や青薙山、一番奥は大無間山か。。。?
農鳥岳に西農鳥岳。はるか遠くに見えるのは笊ケ岳や青薙山、一番奥は大無間山か。。。?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 これから歩く南アの主稜線仙塩尾根と塩見岳、荒川三山に赤石岳、兎岳に大沢岳までもくっきりと。
これから歩く南アの主稜線仙塩尾根と塩見岳、荒川三山に赤石岳、兎岳に大沢岳までもくっきりと。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 遠景に恵那山から大川入山。手前の稜線は双児山から黒河山、笹山、そして入山、樺山、本谷山に続く稜線。
遠景に恵那山から大川入山。手前の稜線は双児山から黒河山、笹山、そして入山、樺山、本谷山に続く稜線。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 中央アルプスもオールキャスト。こうしてみると南駒ケ岳が中心のような気がする。贔屓目か・・・(笑)
中央アルプスもオールキャスト。こうしてみると南駒ケ岳が中心のような気がする。贔屓目か・・・(笑)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ますます美しく女性的に見える仙丈ヶ岳。
まるでキング北岳を抱き込むように見える尾根の曲線。
ますます美しく女性的に見える仙丈ヶ岳。 まるでキング北岳を抱き込むように見える尾根の曲線。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 それを若造の甲斐駒ケ岳が鋸岳の剣を携えて控え見つめている。妄想だあxxx
それを若造の甲斐駒ケ岳が鋸岳の剣を携えて控え見つめている。妄想だあxxx
北岳・間ノ岳・農鳥岳 堪能もそこそこに、そそくさと三峰岳へ向かいます。
ここからは一人の道のり。誰も来ない。
堪能もそこそこに、そそくさと三峰岳へ向かいます。 ここからは一人の道のり。誰も来ない。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 なかなか長いぞ、塩見岳への道。右の眼下には三国平から農鳥岳へのトラバースルートが見えている。
なかなか長いぞ、塩見岳への道。右の眼下には三国平から農鳥岳へのトラバースルートが見えている。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 標高差200m近い急峻な下り。少し怖い岩場もあった。
途中で見えた三峰岳と仙丈ヶ岳からつづく仙塩尾根。
標高差200m近い急峻な下り。少し怖い岩場もあった。 途中で見えた三峰岳と仙丈ヶ岳からつづく仙塩尾根。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 魅かれるなぁ〜。💕
魅かれるなぁ〜。💕
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鞍部の分岐点に到着。仙塩尾根の登山道は三峰岳の西側を回り込んでいる。
鞍部の分岐点に到着。仙塩尾根の登山道は三峰岳の西側を回り込んでいる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返って朝から歩いてきた稜線。
そういえば途中急峻な岩場の陰で、仙塩尾根から縦走して小休止中の若者と出会った。
お互いにビックリ!こんな所で人に出会うなんて・・・。
振り返って朝から歩いてきた稜線。 そういえば途中急峻な岩場の陰で、仙塩尾根から縦走して小休止中の若者と出会った。 お互いにビックリ!こんな所で人に出会うなんて・・・。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 少し登って三峰岳の山頂。
本当は「みぶだけ」ではなく「みつみねだけ」らしい。静岡と山梨と長野の3県の境界点。
2.999mもあるのに、無名の秀峰。
少し登って三峰岳の山頂。 本当は「みぶだけ」ではなく「みつみねだけ」らしい。静岡と山梨と長野の3県の境界点。 2.999mもあるのに、無名の秀峰。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 西側のパノラマ。北岳、間ノ岳、農鳥岳そして富士山が見える。
展望を見ながら小休止。三峰岳に向かい始めてから風はやみ、暖かくなってきたので風除けのジャケットを脱ぎ、ヘルメットを被る。
西側のパノラマ。北岳、間ノ岳、農鳥岳そして富士山が見える。 展望を見ながら小休止。三峰岳に向かい始めてから風はやみ、暖かくなってきたので風除けのジャケットを脱ぎ、ヘルメットを被る。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 阿弥陀岳や横通岳のように有名どころの山が全部見渡せる、こういうポイントの山が好きだなぁ。あと1mあれば3,000m峰に仲間入りできるのに、残念だ。💦
ん?鞍部に農鳥小屋だっ!
阿弥陀岳や横通岳のように有名どころの山が全部見渡せる、こういうポイントの山が好きだなぁ。あと1mあれば3,000m峰に仲間入りできるのに、残念だ。💦 ん?鞍部に農鳥小屋だっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 仙丈ヶ岳から塩見岳までのムリクリのパノラマ仙塩尾根(笑)。
中央アルプスも見えて最高のロケーションだ。
仙丈ヶ岳から塩見岳までのムリクリのパノラマ仙塩尾根(笑)。 中央アルプスも見えて最高のロケーションだ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ふと眼下をのぞくと、仙塩尾根の東側のトラバースが見えた。ここからの登りもキツそうだなぁ。
ふと眼下をのぞくと、仙塩尾根の東側のトラバースが見えた。ここからの登りもキツそうだなぁ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 予定より2時間近く遅れているので、塩見小屋に電話を入れる。
「なるべく早く来てください」「はい、頑張ります」
まずは手前の広尾根三国平を目指します!
予定より2時間近く遅れているので、塩見小屋に電話を入れる。 「なるべく早く来てください」「はい、頑張ります」 まずは手前の広尾根三国平を目指します!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 三国平手前で三峰岳と間ノ岳を振り返る。三峰岳からここまでも結構急な下りだった。
三国平手前で三峰岳と間ノ岳を振り返る。三峰岳からここまでも結構急な下りだった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 三国平から農鳥小屋へ向かうトラバースルートが間ノ岳の山肌にくっきり見えている。
本当はここを通るはずだったけれど、今思うとやっぱり三峰岳は外せないですね。
三国平から農鳥小屋へ向かうトラバースルートが間ノ岳の山肌にくっきり見えている。 本当はここを通るはずだったけれど、今思うとやっぱり三峰岳は外せないですね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ザレた広尾根、まもなく三国平だ。
ザレた広尾根、まもなく三国平だ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 っと、行く手に熊の平小屋が見えてきた。あそこが今回のルートの最低鞍部になるのかなぁ。
お腹が空いてクゥクゥと鳴るが、小屋まで我慢ガマン💦
っと、行く手に熊の平小屋が見えてきた。あそこが今回のルートの最低鞍部になるのかなぁ。 お腹が空いてクゥクゥと鳴るが、小屋まで我慢ガマン💦
北岳・間ノ岳・農鳥岳 三国平の分岐点に到着。塩見岳の裏側、ん?もとい北側からみる姿もかっこいいなぁ。
三国平の分岐点に到着。塩見岳の裏側、ん?もとい北側からみる姿もかっこいいなぁ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 下りてきた道。北上する場合この登りはキツそうだが、眺めが良いので気持ちいい道だと思う。
下りてきた道。北上する場合この登りはキツそうだが、眺めが良いので気持ちいい道だと思う。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥小屋へ向かうトラバースルートはこちらから。
農鳥小屋へ向かうトラバースルートはこちらから。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 久々の胸丈ほどの緩やかなハイマツ地帯へ。なんか懐かしい。
時々体に突っかかるだけで藪漕ぎというほどではなかった。
久々の胸丈ほどの緩やかなハイマツ地帯へ。なんか懐かしい。 時々体に突っかかるだけで藪漕ぎというほどではなかった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 少し急な下りが始まる。熊の平小屋までもう少し。ナナカマドの実が見守ってくれる気分。
少し急な下りが始まる。熊の平小屋までもう少し。ナナカマドの実が見守ってくれる気分。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ジグザグとナナカマドとダケカンバの気持ちのいい林を下りてきた。
ジグザグとナナカマドとダケカンバの気持ちのいい林を下りてきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 このあたりが井川越しか?夏場にはどんな花が咲くのだろう。
このあたりが井川越しか?夏場にはどんな花が咲くのだろう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返って緩斜面の草地。マルバダケブキの群生地らしい。
振り返って緩斜面の草地。マルバダケブキの群生地らしい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 熊の平小屋手前の少しぬかるんだ御花畑?を木道で渡ってきた。
熊の平小屋手前の少しぬかるんだ御花畑?を木道で渡ってきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 熊の平小屋。泊まりたかったなぁ〜。閉鎖後は避難小屋として解放されています。
熊の平小屋。泊まりたかったなぁ〜。閉鎖後は避難小屋として解放されています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥岳を展望する有名なデッキは傾いて立ち入り禁止状態。
ここでやっと朝食にした。
農鳥岳を展望する有名なデッキは傾いて立ち入り禁止状態。 ここでやっと朝食にした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北岳山荘から頂いたお弁当を広げると、まぁ豪華っ!
酢飯にオカズもたっぷり。ペロっと完食!うましっ!ありがとう!
北岳山荘から頂いたお弁当を広げると、まぁ豪華っ! 酢飯にオカズもたっぷり。ペロっと完食!うましっ!ありがとう!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここからは尾根筋直下数mほどの東側を進む。
ここからは尾根筋直下数mほどの東側を進む。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 白いモフモフ。ミヤマハナゴケ?
調べたらコケと呼称はあっても地衣類でコケではないよう・・・。
白いモフモフ。ミヤマハナゴケ? 調べたらコケと呼称はあっても地衣類でコケではないよう・・・。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返って三峰岳と間ノ岳。だいぶ雲が湧いてきた。
振り返って三峰岳と間ノ岳。だいぶ雲が湧いてきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び登山道は尾根筋に出る。久々に仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳を見る。
再び登山道は尾根筋に出る。久々に仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳を見る。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥山系もキレイに見える眺望のいい尾根筋だ。
農鳥山系もキレイに見える眺望のいい尾根筋だ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 尾根筋から西側のパノラマ。中アと双児山の稜線も久しぶり💕
尾根筋から西側のパノラマ。中アと双児山の稜線も久しぶり💕
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しばらくは尾根の西側を行くようだ。塩見岳も美しいっ!
しばらくは尾根の西側を行くようだ。塩見岳も美しいっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び東側に入り背丈以上のハイマツの樹林帯へ。足元はシャクナゲ?
再び東側に入り背丈以上のハイマツの樹林帯へ。足元はシャクナゲ?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しばらく行くと安倍荒倉岳山頂への指標。行ってみる。
しばらく行くと安倍荒倉岳山頂への指標。行ってみる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ものの1分。でも何もない三角点のみ。
どういう山なのだろう。。。
ものの1分。でも何もない三角点のみ。 どういう山なのだろう。。。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 おぅ、久しぶりの樹林帯。シラビソの林。苔と落ち葉と針葉樹。懐かしいっ。
おぅ、久しぶりの樹林帯。シラビソの林。苔と落ち葉と針葉樹。懐かしいっ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 オレンジテープがずっとついている。ありがたや。
オレンジテープがずっとついている。ありがたや。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 美しいシラベの樹林帯だ。
美しいシラベの樹林帯だ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ところどころこんな爪跡もありますが・・・
ところどころこんな爪跡もありますが・・・
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び尾根筋に出るとちょっとした小岩峰が続いていた。
再び尾根筋に出るとちょっとした小岩峰が続いていた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 西農鳥岳、農鳥岳の眺めが素晴らしい。
西農鳥岳、農鳥岳の眺めが素晴らしい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 どうやらこのあたりを竜尾見晴というらしい。これが尾っぽ?
どうやらこのあたりを竜尾見晴というらしい。これが尾っぽ?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 少し先で無理やりにパノラマを撮ると・・・なるほどこの小岩峰全体が竜の尻尾なのかな?
中アの濁沢大峰の小規模版?(笑)
少し先で無理やりにパノラマを撮ると・・・なるほどこの小岩峰全体が竜の尻尾なのかな? 中アの濁沢大峰の小規模版?(笑)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 小岩峰から再び東側に入って進むとすぐに新蛇抜山への指標。
尾根に向かって右斜めに登ると・・・
小岩峰から再び東側に入って進むとすぐに新蛇抜山への指標。 尾根に向かって右斜めに登ると・・・
北岳・間ノ岳・農鳥岳 新蛇抜山の山頂。まずまずの眺め。って目が贅沢になってきた。
新蛇抜山の山頂。まずまずの眺め。って目が贅沢になってきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び東側の樹林帯に戻って進む。
再び東側の樹林帯に戻って進む。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ダケカンバ越しに塩見岳が見えた。
ダケカンバ越しに塩見岳が見えた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 東側に大きな草原の窪地。ゴルフ場(笑)
東側に大きな草原の窪地。ゴルフ場(笑)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 と思ったら立ち枯地帯に出た。なんだか懐かしい光景。双児山から笹山へ向かう途中で見た感じと似ている。
と思ったら立ち枯地帯に出た。なんだか懐かしい光景。双児山から笹山へ向かう途中で見た感じと似ている。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ダケカンバの低木を気持ちよく進むと
ダケカンバの低木を気持ちよく進むと
北岳・間ノ岳・農鳥岳 このあたりが鞍部か・・・バイケイソウの群生地らしい。この後、北荒川岳への急登が始まる。景色は平穏なのに結構キツかった。
このあたりが鞍部か・・・バイケイソウの群生地らしい。この後、北荒川岳への急登が始まる。景色は平穏なのに結構キツかった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 登り切るといきなり禍々しい光景が広がった。パノラマでも迫力が伝わらない、北荒川岳の山頂だ。
登り切るといきなり禍々しい光景が広がった。パノラマでも迫力が伝わらない、北荒川岳の山頂だ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大きく弧を描く大崩落地の向こうに今まで見たことのない、荒々しく厳然とした塩見岳。
なかなかガスが晴れない。
大きく弧を描く大崩落地の向こうに今まで見たことのない、荒々しく厳然とした塩見岳。 なかなかガスが晴れない。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大崩落地を回り込むようにザレた登山道が続いている。
大崩落地を回り込むようにザレた登山道が続いている。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 やって来た方向を振り返る。不穏な雲が立ち込めてきた。💦
やって来た方向を振り返る。不穏な雲が立ち込めてきた。💦
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北荒川岳の西側に伸びる稜線。あそこまで行ってみようかと思ったが、やめてしまった。今思うともったげないことをした。
北荒川岳の西側に伸びる稜線。あそこまで行ってみようかと思ったが、やめてしまった。今思うともったげないことをした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しばらく雲の晴れるのを待ったが、なかなか晴れないので諦める。右の稜線上白く光るのが塩見小屋。電話を入れ北荒川岳にいる旨を告げると「見えてますよぉ」と返事。ドキッ!慌てて手を振ってみた。後3〜4時間で参りますと告げる。「お待ちしています」と応え。
しばらく雲の晴れるのを待ったが、なかなか晴れないので諦める。右の稜線上白く光るのが塩見小屋。電話を入れ北荒川岳にいる旨を告げると「見えてますよぉ」と返事。ドキッ!慌てて手を振ってみた。後3〜4時間で参りますと告げる。「お待ちしています」と応え。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 キレイな塩見岳山頂を拝みたかったが、諦めて大崩壊地の縁を進む。振り返ると北荒川岳の全貌が見え始める。
キレイな塩見岳山頂を拝みたかったが、諦めて大崩壊地の縁を進む。振り返ると北荒川岳の全貌が見え始める。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 3段になっていたんだ。やっぱりもう少し先まで行ってみればよかった・・・💧
3段になっていたんだ。やっぱりもう少し先まで行ってみればよかった・・・💧
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大崩壊地を覗き込んでみた。あな恐ろし。対山の紅葉の美しさが凄惨さを更に際立たせている。
大崩壊地を覗き込んでみた。あな恐ろし。対山の紅葉の美しさが凄惨さを更に際立たせている。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 こんな荒々しい光景の塩見は初めてのような気がする。このまま崩壊地の縁を上がって行くのかと思っていたら、登山道は左手東側に下りていった。
こんな荒々しい光景の塩見は初めてのような気がする。このまま崩壊地の縁を上がって行くのかと思っていたら、登山道は左手東側に下りていった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 緩斜面にダケカンバの林、草地はお花畑かっ? 夏にはどんな花が咲くのだろう。崩壊地との景色のギャップが凄い。
緩斜面にダケカンバの林、草地はお花畑かっ? 夏にはどんな花が咲くのだろう。崩壊地との景色のギャップが凄い。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 小さな小屋。避難小屋?覗いてみたがよくわからない。標識にはキャンプ禁止の文字。したくなるのもよくわかる適地だ。山と高原地図で見たら15分程の所に水場もあるらしい・・・ホント?
小さな小屋。避難小屋?覗いてみたがよくわからない。標識にはキャンプ禁止の文字。したくなるのもよくわかる適地だ。山と高原地図で見たら15分程の所に水場もあるらしい・・・ホント?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 崩壊地の左側を巻き込むように草原地帯を進む。
崩壊地の左側を巻き込むように草原地帯を進む。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 崩壊地との接点が近くなった所で、登山道を外れて崩壊地の縁に上がってみた。
おおっ、北荒川岳の全貌が見えた!縁を境に崩壊と豊穣の空間が対照的に広がっている。
素晴らしい眺めだ。崩壊地の縁にも何やら通れそうな踏み跡もあるね。
崩壊地との接点が近くなった所で、登山道を外れて崩壊地の縁に上がってみた。 おおっ、北荒川岳の全貌が見えた!縁を境に崩壊と豊穣の空間が対照的に広がっている。 素晴らしい眺めだ。崩壊地の縁にも何やら通れそうな踏み跡もあるね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 崩壊地のトップ。wwww~m
崩壊地のトップ。wwww~m
北岳・間ノ岳・農鳥岳 登山道に戻ると斜面に広がるダケカンバと遠景の紅葉山に日が射し込んでいた。
天国と地獄だっ💕
登山道に戻ると斜面に広がるダケカンバと遠景の紅葉山に日が射し込んでいた。 天国と地獄だっ💕
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び富士山も登場。Thanks !!
再び富士山も登場。Thanks !!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 まもなく崩壊地のトップ。荒々しい塩見岳とハイマツのグリーンベルトが対照的だ。
まもなく崩壊地のトップ。荒々しい塩見岳とハイマツのグリーンベルトが対照的だ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 トップから行く手を見る。肩の広場とはここのことだろうか?
しばらくは平坦な尾根が続きそうだが、最後のU字カーブはキツそうだなぁ。
トップから行く手を見る。肩の広場とはここのことだろうか? しばらくは平坦な尾根が続きそうだが、最後のU字カーブはキツそうだなぁ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そのU字カーブの手前で小休止。ザレ場の急登になりそうなので、行動食でエネルギー補給。
計画の段階でこの登りは想定していたけれど、実際に8時間を歩いてきた今の自分には、いやぁホントにこたえる登りだった。
そのU字カーブの手前で小休止。ザレ場の急登になりそうなので、行動食でエネルギー補給。 計画の段階でこの登りは想定していたけれど、実際に8時間を歩いてきた今の自分には、いやぁホントにこたえる登りだった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 えっサカホイさっ💦
えっサカホイさっ💦
北岳・間ノ岳・農鳥岳 キツイので立ち止まっては振り返る。素晴らしい眺めっだ!
あのダケカンバが青々としていたら・・・赤や黄色に染まっていたら・・・想像するだけでう〜ん素晴らしいっ!
キツイので立ち止まっては振り返る。素晴らしい眺めっだ! あのダケカンバが青々としていたら・・・赤や黄色に染まっていたら・・・想像するだけでう〜ん素晴らしいっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 益々急登になる。左手に見えてきたのは北俣岳か・・・?
いやもう何も考えられない。自分の息遣いだけが頭の中でコダマしていく。
益々急登になる。左手に見えてきたのは北俣岳か・・・? いやもう何も考えられない。自分の息遣いだけが頭の中でコダマしていく。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 高度が上がり俯瞰景色に圧倒される。仙丈ヶ岳と間ノ岳の間に向かって進んでいく稜線上の道。
高度が上がり俯瞰景色に圧倒される。仙丈ヶ岳と間ノ岳の間に向かって進んでいく稜線上の道。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 カァ^^^ーーー!!キツっウ!
カァ^^^ーーー!!キツっウ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ようやっとで北俣分岐点に到着。ここは少し平坦。左に北俣岳が見える。あそこまで往復したら今の足では1時間はかかる・・・諦めて塩見岳を目指す。
ハイマツの後ろに蝙蝠岳がひょっこりハン。
ようやっとで北俣分岐点に到着。ここは少し平坦。左に北俣岳が見える。あそこまで往復したら今の足では1時間はかかる・・・諦めて塩見岳を目指す。 ハイマツの後ろに蝙蝠岳がひょっこりハン。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返ってパノラマ。縦走者の多くが北上ルートを選ぶのがよくわかってきた。晴れていれば目標の山々が次々に視界に入りどんどん大きくなっていくだろう、それが北上ルートの魅力だろう。
振り返ってパノラマ。縦走者の多くが北上ルートを選ぶのがよくわかってきた。晴れていれば目標の山々が次々に視界に入りどんどん大きくなっていくだろう、それが北上ルートの魅力だろう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 少し登ると、北俣岳から蝙蝠岳までの稜線が見えた。美しいっ!魅かれるなぁ〜っ、ねぇ富士山よぉ〜。
少し登ると、北俣岳から蝙蝠岳までの稜線が見えた。美しいっ!魅かれるなぁ〜っ、ねぇ富士山よぉ〜。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 塩見岳山頂があらわになり、最後の急登が始まる。
塩見岳山頂があらわになり、最後の急登が始まる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北と南の対照的な山容。なだらかな南の稜線、切れ落ちた北側。山はいいなぁ〜。⛰
北と南の対照的な山容。なだらかな南の稜線、切れ落ちた北側。山はいいなぁ〜。⛰
北岳・間ノ岳・農鳥岳 荒川岳を真ん中に、塩見岳と蝙蝠岳への稜線を収めたくて、ムリクリのパノラマ(笑)
ハイキーすぎて富士山が宙に浮かんでいる。
荒川岳を真ん中に、塩見岳と蝙蝠岳への稜線を収めたくて、ムリクリのパノラマ(笑) ハイキーすぎて富士山が宙に浮かんでいる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 写真で見るほど怖くはなかったけれど、砂山の上を歩くアリンコになった気分の狭稜尾根。山から見れば確かに自分は小さなアリンコだ🐜。 But 一寸の虫にも五分の魂。もうちょっとや。
写真で見るほど怖くはなかったけれど、砂山の上を歩くアリンコになった気分の狭稜尾根。山から見れば確かに自分は小さなアリンコだ🐜。 But 一寸の虫にも五分の魂。もうちょっとや。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 来シーズンは二軒小屋から入って蝙蝠岳から塩見岳を目指してみようか。。。などと妄想を膨らます。
来シーズンは二軒小屋から入って蝙蝠岳から塩見岳を目指してみようか。。。などと妄想を膨らます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 身の丈あまりのハイマツ地帯に突入。ハイマツの下場には、来年の花芽をつけたシャクナゲ?。冬を越す生命力を感じる。
身の丈あまりのハイマツ地帯に突入。ハイマツの下場には、来年の花芽をつけたシャクナゲ?。冬を越す生命力を感じる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鬱蒼としたハイマツの先に山頂を捉える。待ってろよっ、今行くからな! っと一人鼓舞。
鬱蒼としたハイマツの先に山頂を捉える。待ってろよっ、今行くからな! っと一人鼓舞。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 露出を間違えたらこんな絵が撮れた。人工的な虹彩現象。写真って面白いね。
露出を間違えたらこんな絵が撮れた。人工的な虹彩現象。写真って面白いね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ハイマツ越しの富士山と蝙蝠岳への稜線。あ〜〜〜美しい!
自分はなんで山に登ってるんだろう・・・頂上に近づくたび、苦しくなるたびに首をもたげる疑問。
ハイマツ越しの富士山と蝙蝠岳への稜線。あ〜〜〜美しい! 自分はなんで山に登ってるんだろう・・・頂上に近づくたび、苦しくなるたびに首をもたげる疑問。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 答えなんてないが、頂上は間近に迫ってくるんだ。
答えなんてないが、頂上は間近に迫ってくるんだ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 見えたっ! 山頂だっ! すべてが吹き飛ぶ 一瞬だっ!
見えたっ! 山頂だっ! すべてが吹き飛ぶ 一瞬だっ!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1年ぶりの塩見岳東峰山頂。
 君が歩いた道を、今日は僕が歩いて来たよ。
1年ぶりの塩見岳東峰山頂。  君が歩いた道を、今日は僕が歩いて来たよ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 道は変わらす道だけど、人も変われば時もうつろう。
 焉んぞ日々是好日ならんや。 されど其も亦好日也。

また来年も来るからな、 待ってろよ、塩見っ!    合掌。
道は変わらす道だけど、人も変われば時もうつろう。  焉んぞ日々是好日ならんや。 されど其も亦好日也。 また来年も来るからな、 待ってろよ、塩見っ!    合掌。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂から南にのびる北俣尾根の稜線。これもちと気になるなぁ。行けるのかなぁ〜。
山頂から南にのびる北俣尾根の稜線。これもちと気になるなぁ。行けるのかなぁ〜。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ガスがどんどん上がってきた。天気予報通り、チリチリと小粒の霧雨も・・・
ガスがどんどん上がってきた。天気予報通り、チリチリと小粒の霧雨も・・・
北岳・間ノ岳・農鳥岳 展望は昨年しっかり楽しんでいるので、そそくさと西峰へ。
展望は昨年しっかり楽しんでいるので、そそくさと西峰へ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 西峰山頂。ここからみる東峰と富士山(今はないけど)が好きだ。💕
西峰山頂。ここからみる東峰と富士山(今はないけど)が好きだ。💕
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ガスに覆われてきたので山頂に別れを告げる。
See you Again , Next Year !
ガスに覆われてきたので山頂に別れを告げる。 See you Again , Next Year !
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ハイマツと草紅葉がキレイだ。
ハイマツと草紅葉がキレイだ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 やっぱり気になる北俣尾根の稜線。
やっぱり気になる北俣尾根の稜線。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 さあ岩場の檄下りだっ! 功名の いや、拙名の山登り、慎重にまいります。
さあ岩場の檄下りだっ! 功名の いや、拙名の山登り、慎重にまいります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 D難度と云われる塩見岳の岩稜登り。昨晩北岳山荘の山談義でも訊ねられたけど、云われるほど難しいとは思えない。ただ岩や石がとにかく落ちやすいので、登山者が多い時ほど、みんなが注意して登らないと落石事故が起きやすいのだと思う。
D難度と云われる塩見岳の岩稜登り。昨晩北岳山荘の山談義でも訊ねられたけど、云われるほど難しいとは思えない。ただ岩や石がとにかく落ちやすいので、登山者が多い時ほど、みんなが注意して登らないと落石事故が起きやすいのだと思う。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 霧雨が少し大きくなる、カッパやザックカバーを出すほどでもないので慌てず慎重に早めに下りてきた。
霧雨が少し大きくなる、カッパやザックカバーを出すほどでもないので慌てず慎重に早めに下りてきた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 これこれ、この色合いの石の石層、これが塩見岳、南アルプスのすべて(笑)
これこれ、この色合いの石の石層、これが塩見岳、南アルプスのすべて(笑)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そしてこの岩。これを見ると塩見岳に来たなぁ〜と思う。
そしてこの岩。これを見ると塩見岳に来たなぁ〜と思う。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 おおおおおお〜 なつかしの表札!
おおおおおお〜 なつかしの表札!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 着いたぁ〜っ! 山頂よりここでの達成感の方が強かった。
でもヤッターっとは違う。 やっとうちに帰ってきた、そんな気分だった。
♫ 帰ろうよ、もう帰ろうよ、世界に一つだけ、マイ Swee〜〜〜t ホーム ! 💕
着いたぁ〜っ! 山頂よりここでの達成感の方が強かった。 でもヤッターっとは違う。 やっとうちに帰ってきた、そんな気分だった。 ♫ 帰ろうよ、もう帰ろうよ、世界に一つだけ、マイ Swee〜〜〜t ホーム ! 💕
北岳・間ノ岳・農鳥岳 数日後に小屋閉まいとあって、なんと贅沢な夕食!コーンスープにとんかつだよぉ、パプリカに大学芋、モチモチのお団子まである。軽く2杯のおかわりいただきました。
数日後に小屋閉まいとあって、なんと贅沢な夕食!コーンスープにとんかつだよぉ、パプリカに大学芋、モチモチのお団子まである。軽く2杯のおかわりいただきました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 食堂の柱に架けられていた水彩画。素敵だぁ。来年はこんな絵でバッジを作ってみたい。
食堂の柱に架けられていた水彩画。素敵だぁ。来年はこんな絵でバッジを作ってみたい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 宿泊者は山ガール4人と栃木からいらしたご夫婦、全部で7人のみ。夕食後は小屋番さんと山ガールで酒を酌み交わしつつの、山談義ならぬ小屋番さん談義で盛り上がる。いい夜だ。
写真は翌早朝の小屋。本当にhomeと心で思い始めていた。
宿泊者は山ガール4人と栃木からいらしたご夫婦、全部で7人のみ。夕食後は小屋番さんと山ガールで酒を酌み交わしつつの、山談義ならぬ小屋番さん談義で盛り上がる。いい夜だ。 写真は翌早朝の小屋。本当にhomeと心で思い始めていた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 3日間の軌跡。
2日目は予想通りのキツイ10時間の道のり。でも良い天気に恵まれ素晴らしい眺望にもたくさん出会えた。小屋では思わぬ出逢いもあった。素晴らしい1日だった。ありがとう!
3日間の軌跡。 2日目は予想通りのキツイ10時間の道のり。でも良い天気に恵まれ素晴らしい眺望にもたくさん出会えた。小屋では思わぬ出逢いもあった。素晴らしい1日だった。ありがとう!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 16日朝、新聞に八ヶ岳と西駒ケ岳に冠雪の記事。
高台まで車を走らせると、仙丈ヶ岳から聖岳まで南アルプスの山々も白くなっていた。
あぁ間に合って良かったぁ〜。☺️
16日朝、新聞に八ヶ岳と西駒ケ岳に冠雪の記事。 高台まで車を走らせると、仙丈ヶ岳から聖岳まで南アルプスの山々も白くなっていた。 あぁ間に合って良かったぁ〜。☺️

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