布引山→笊ヶ岳

2018.07.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 27
休憩時間
1 時間 51
距離
22.2 km
のぼり / くだり
3249 / 3252 m
1
1 20
20
1 54
1 32
2
2
52
1 4
14
1 35
1

活動詳細

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今から20年ほど前、当時の彼女と中ノ宿吊橋から所ノ沢越経由、1泊2日の予定で笊ヶ岳に登ろうとしたことがありました。今のところ私の唯一のテント泊登山です。2日目が昼過ぎまで大雨で結局笊ヶ岳には登れず、所ノ沢越から雲海だけ見て帰ってきました。 ところで、今年の夏は「ヘロヘロ山行」と称して長丁場の山登りをいくつか予定していて、5つある計画のうち、4つ目はここ笊ヶ岳にしようと結構初めのうちから決めていました。3つ目の「大無間山~大根沢山」の方が累積標高、歩行距離ともに大きいので、同じ条件なら歩けるはずですが、とにかく猛暑であることと日が短くなっていることが不安要素ではあります。とにかく20年越しの笊ヶ岳、今回は日帰りでチャレンジです。 [遭難] 満車だったらどうしようと思っていた駐車場でしたが、自分が着いた3時8分に停まっていた車は1台だけでした。朝食のサンドイッチを食べているとその車に乗っていた方が私の車の窓をノックしてきました。「笊ヶ岳に登られるんですか?」うなずくとチラシを渡されました「この人を探しています。」警察官の方でした。 事前チェックで笊ヶ岳のレポを読んでいて「7月14日に遭難された方がいる」という情報は確認済みでしたが、まさかまだ見つかっていないとは…。 「小笊かランカン尾根で、滑落か道迷いかがあったんじゃないか」ということなので、小笊まで往復することに決め、朝食を済ませてゲートをスタートしました。 [登山道] 最初の30分(2.5kmくらい)は林道、その後登山道に入りますが広河原までの50分(2km強)は大して斜度もない道です。ただ途中にザレ場のトラバースや揺れる吊橋や傾いた橋などいろいろなトラップが仕掛けられています。「ザレ場が危険」というレポも見ましたが、現在は踏み跡もしっかりしていて危険という感じはしませんでした。 広河原は、行きはジャンプに成功しましたが、帰りは足場が滑り、エライ目に遭いました…。次は素直に靴を脱いで渡ろうと思います…。 広河原を過ぎるとようやく本格的な登山道、最初はつづら折りで崖のような斜面をトラバースしていくと稜線の端っこに乗ります。ここが山の神で標高は約1200m。このあと布引山のガレに至るまでほぼ全線が急登の連続ですが、途中1ヶ所だけ傾斜が緩む場所があります。そこが桧横手山(2021m)。ここはラクになるだけでなく、周りの景色も美しくて気分転換にいい場所です。布引山からは笊ヶ岳は、もちろん登り返しがあるものの、それまでの急傾斜が極悪なのでそれに比べればマシな印象。あとでGoProの映像を見てみたらメチャ息切れてましたけど…。布引山頂上付近は平坦なエリアで、ここもステキな場所でした。ヒザの調子が思わしくない自分としては、上りより下り、特に桧横手山~広河原間が延々と激下りな上、濡れた木の根でやたらと靴が滑り、とてつもなく長く感じられました。広河原~ゴールの区間も、広河原で足がずぶ濡れになったせいもあって足の裏がえらく痛くなってしまい、平地なのに歩くのがなかなか辛かったです。距離的には長くないですが、林道は自転車を使うのも手かも知れません。 笊ヶ岳~小笊間は標高差50mの登り返しで、傾斜はともかく距離が短い(往復で30分)ので、特に問題なく歩けました。ハッキリした稜線だったし、ここで道迷いに遭うとはあまり考えられないような気がします。 [眺望] 布引山のガレ、そして笊ヶ岳頂上が2大眺望ポイント。ただし、布引山のガレは、南は大無間山や黒法師・不動岳などの深南部まで眺めることができますが、北側は、ガレのてっぺんまで登っても赤石岳までしか見えません。私が笊ヶ岳にたどり着いた時には北も南も結構ガスが湧いていたので残念ながら北は荒川・悪沢まででしたが、ガスがなければ白峰三山や鳳凰三山も見えるそうです。うーん、残念…。富士山も笊ヶ岳の頂上からは小笊の向こうに見えるらしく、ぜひ見たかったのですが、これも叶いませんでした。とにかく布引山~笊ヶ岳の稜線に出るまで眺望は皆無!と言ってよいです。(1ヶ所七面山が見えるポイントはある) [温度・服装] Garminの温度センサによるとスタート時の気温は24℃。広河原では気温が下がって19℃、その後は日が昇るものの標高が急激に上がったのでどちらかと言うと気温はさらに下がり、布引山のガレの直前では16℃にまで下がりました。ただ、ガレに出ると直射日光を浴びてセンサの温度が上がり、布引山頂上で20℃、笊ヶ岳頂上では22℃でした。その後、日が陰ったので笊ヶ岳を出発する時には19℃、下りは登りと逆で、日は傾くものの急激に標高が下がるので徐々に温度が上がり、ゴール時の温度は29℃でした。 服装はいつものミレーのアミアミアンダーウェアの上に、今回はコロンビアの黒いTシャツ、下はCW-Xの上にマムートの短パンでした。もちろんこれで寒いとか、ある訳もなく。鳳凰三山でペットボトル5本必要だったので、途中に小屋がない今回は初めからペットボトル5本(水×2、OS-1、ポカリスエット、お茶)を持って行きましたが、なんとかこれで最後まで持たせた感じ。到着したヴィラ雨畑でジュース3本立て続けに飲むほどに喉が乾いた状態でゴールしました。 [今回のヒザ] 梅雨入り前までは毎週のように山に登っていたので、最近すっかりランニングをサボり気味になっていました。ヒザの調子が悪いのは「ヒザを使わなさ過ぎ」なのかも知れないと思い、久々にランニングを再開しました。やはり最初のうちは途中でヒザが痛くなりましたが、だんだんと走れるようになり、今回これなら大丈夫かと思い、ラスボスと言ってよい急登・急降下に挑戦してきました。ウワサに聞く急坂だったので、さすがに終盤は右ヒザに来ましたが、まぁ鳳凰三山に比べて状態がひどくなってはいないので、ランニングが悪影響を及ぼしている…ということはなさそうです。しばらくはランニングを続けてみて、ヒザの調子を見ようと思います。 [今回の山行まとめ] ひと月半以上のブランクが空きましたが、ようやくヘロヘロ山行の4回目に行ってきました。布引山のガレであまり写真を撮らなければ、笊の頂上で南ア北部や富士山が見られたかもな~と思うとかなり残念ですが、布引山で写真を撮らずに笊に登ってガスだったら目も当てられなかったワケで、まぁこればかりは仕方ないですねー。 ゴールに向かって林道を歩いていたら、遭難者の関係者の方、おそらく妹さんだと思うのですがその方とお会いして、登山道がどんな風だったか、滑落や道迷いの危険があるような場所があったか…というようなお話をしながら戻ってきました。小笊の東側にはとんでもない急傾斜のガレがあり「もしや」と思ってたくさん写真を撮りましたが、家で写真を拡大してみてもやはり誰かが滑落したような痕跡は見つかりませんでした。今もwebを見てみましたが、まだ「見つかった」という情報はないようで、正直このレポートを上げるのもなかなか躊躇してしまいます。 眺めが多少残念であろうと、何より自分は無事で帰ってきました。それ以上を望んではいけないと強く思う今回の山行でした。 [(初)静岡百山] 布引山(36)、笊ヶ岳(37) [(初)山梨百名山] 笊ヶ岳(18) [ご参考] 1.ヘロヘロ1本目は寸又峡~前黒法師岳~黒法師岳:https://yamap.co.jp/activity/1768747 2.ヘロヘロ2本めは浜松市最高峰、中ノ尾根山周回:https://yamap.co.jp/activity/1876656 3.ヘロヘロ3本目は最高難易度、大無間山~大根沢山:https://yamap.co.jp/activity/1975936

笊ヶ岳・布引山・生木割山 当日の笊ヶ岳の天気予報byてんくら。午後はガスってしまいそう、とは言うもののスタコラ登るほどの脚力はないワケで。
当日の笊ヶ岳の天気予報byてんくら。午後はガスってしまいそう、とは言うもののスタコラ登るほどの脚力はないワケで。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 満車だったら代わりにどこの山に登ろうかと考えていましたが、先着の車は1台、しかも警察車両でした。遭難者の方の特徴が書かれたチラシをデイパックに入れ、3時25分にゲート手前の駐車場をスタート。
満車だったら代わりにどこの山に登ろうかと考えていましたが、先着の車は1台、しかも警察車両でした。遭難者の方の特徴が書かれたチラシをデイパックに入れ、3時25分にゲート手前の駐車場をスタート。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 他の方のレポにもよく写真が載っているホラーなトンネル。本日も大無間山~大根沢山同様、帰りに暗くなった時のために1200ルーメンのヘッドライトを持ってきました。
他の方のレポにもよく写真が載っているホラーなトンネル。本日も大無間山~大根沢山同様、帰りに暗くなった時のために1200ルーメンのヘッドライトを持ってきました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 これもよく出てくる、揺れるとウワサの吊橋。うまく真っすぐ歩けませんが、吊橋ってこんなもんでしょ。
これもよく出てくる、揺れるとウワサの吊橋。うまく真っすぐ歩けませんが、吊橋ってこんなもんでしょ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 何かの山が見えているわけではないですが、だんだんと夜が白んできました。ヘッドライトで道を照らすとウネウネと蠢いている虫がいるけど、あれはヒルなの!?足に取り付かれることはなかったのでよく分からず。ヒグラシが結構たくさん鳴いています。
何かの山が見えているわけではないですが、だんだんと夜が白んできました。ヘッドライトで道を照らすとウネウネと蠢いている虫がいるけど、あれはヒルなの!?足に取り付かれることはなかったのでよく分からず。ヒグラシが結構たくさん鳴いています。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 暗いので写真はいろいろと省略、スタートから1時間20分で広河原に到着。ここを渡れば、ようやく本格的な登山道のスタートです。
暗いので写真はいろいろと省略、スタートから1時間20分で広河原に到着。ここを渡れば、ようやく本格的な登山道のスタートです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ここから3枚、GoProからの切り出し。思ったより長い距離をジャンプしないといけないのね~、結構流れが速いし。カメラを首から下げたまま飛んだのはちょっとリスク認識不足でした。
ここから3枚、GoProからの切り出し。思ったより長い距離をジャンプしないといけないのね~、結構流れが速いし。カメラを首から下げたまま飛んだのはちょっとリスク認識不足でした。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 うぉりゃ、ジャンプ!
うぉりゃ、ジャンプ!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 この岩にカメラをぶつけましたが(笑)、とりあえずジャンプ成功!
この岩にカメラをぶつけましたが(笑)、とりあえずジャンプ成功!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 広河原から山の神までは斜面につづら折りのルートが切られていて、黙々とこれを登っていきます。
広河原から山の神までは斜面につづら折りのルートが切られていて、黙々とこれを登っていきます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 暴力的な角度の斜面ですが、ちゃんと道が切ってあって、まっすぐ登れと言われるよりはよっぽどマシ。標高はようやく1000mを超えたところです。1時間40分歩いて500m上昇かぁ、先を考えると気が重いですなぁ。
暴力的な角度の斜面ですが、ちゃんと道が切ってあって、まっすぐ登れと言われるよりはよっぽどマシ。標高はようやく1000mを超えたところです。1時間40分歩いて500m上昇かぁ、先を考えると気が重いですなぁ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 本日の自分的日の出ポイント、標高1118m。山の神まであと標高差100mといったところ。
本日の自分的日の出ポイント、標高1118m。山の神まであと標高差100mといったところ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 東向きの稜線なので、早めに日が当たりました。景色はキレイですが暑くもなるのでよし悪しですね~。
東向きの稜線なので、早めに日が当たりました。景色はキレイですが暑くもなるのでよし悪しですね~。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 広河原から40分で山の神に到着。天気に恵まれますように無事に帰ってこられますように、あと遭難した方が見つかればいいですけど、なかなか難しいのだろうな…。
広河原から40分で山の神に到着。天気に恵まれますように無事に帰ってこられますように、あと遭難した方が見つかればいいですけど、なかなか難しいのだろうな…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 山の神で明確な稜線に出ますが、別にラクになるということはなく、つづら折りではなくなったのでフツーに急登です。
山の神で明確な稜線に出ますが、別にラクになるということはなく、つづら折りではなくなったのでフツーに急登です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高1405m、眺望が開ける場所がありました。奥の稜線は七面山(1982m)。
標高1405m、眺望が開ける場所がありました。奥の稜線は七面山(1982m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 美しい立ち姿の木があったので、撮ってみました。
美しい立ち姿の木があったので、撮ってみました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 気温が上る前に高いところに登ってしまいたいので、頑張ります。
気温が上る前に高いところに登ってしまいたいので、頑張ります。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さっきの写真から55分、標高400mほど登っています。写真もたくさん撮っていますが、どれもこれも樹林帯の急登が写っているだけという(笑)。ていうか日が陰ってきました。
さっきの写真から55分、標高400mほど登っています。写真もたくさん撮っていますが、どれもこれも樹林帯の急登が写っているだけという(笑)。ていうか日が陰ってきました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 振り向くと東方向はガスで白く霞んでいます…。こりゃいかん、今日はただの修行?
振り向くと東方向はガスで白く霞んでいます…。こりゃいかん、今日はただの修行?
笊ヶ岳・布引山・生木割山 前を向けば、西方向は薄いガスの向こうに青空の存在を感じます。これを信じて登るしか。
前を向けば、西方向は薄いガスの向こうに青空の存在を感じます。これを信じて登るしか。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高1900mを超え桧横手山が近づいてくると、少し斜度が緩み美しく苔むした風景になります。
標高1900mを超え桧横手山が近づいてくると、少し斜度が緩み美しく苔むした風景になります。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 シラビソが中心なのかな、美しい原生林。
シラビソが中心なのかな、美しい原生林。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 広河原から布引山の稜線までの間で唯一と言っていい水平部分、間もなく桧横手山に到着です。
広河原から布引山の稜線までの間で唯一と言っていい水平部分、間もなく桧横手山に到着です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 桧横手山(2021m)頂上、すごくいい所で気に入りました!まだまだ元気ですが、水分が少々心配ですねー。汗びっしょりなのでTシャツを脱いで干しながら、シュークリームを頂きます。ただ2000mを超えたのでここは割と涼しいかな(Garminによると18℃でした)。
桧横手山(2021m)頂上、すごくいい所で気に入りました!まだまだ元気ですが、水分が少々心配ですねー。汗びっしょりなのでTシャツを脱いで干しながら、シュークリームを頂きます。ただ2000mを超えたのでここは割と涼しいかな(Garminによると18℃でした)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さて、オアシスを出て後半戦です。とは言うものの、広河原からここまで1130m登り、布引山の眺めのよい稜線までは残り標高差500mです。ここはトラバースですが、
さて、オアシスを出て後半戦です。とは言うものの、広河原からここまで1130m登り、布引山の眺めのよい稜線までは残り標高差500mです。ここはトラバースですが、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 すぐに急登区間に突入。
すぐに急登区間に突入。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高2287m、木々の間から笊ヶ岳が見えました!
標高2287m、木々の間から笊ヶ岳が見えました!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 アップで!おーっ、キレイに頂上まで見えていますね。少なくとも笊ヶ岳自体はガスっていないようです。
アップで!おーっ、キレイに頂上まで見えていますね。少なくとも笊ヶ岳自体はガスっていないようです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 真南に伸びる稜線に合流し、だいぶ緩斜面になりました。地獄の急登区間はこれでほぼほぼ終了です!標高2350m、シラビソの中に1本だけダケカンバが。
真南に伸びる稜線に合流し、だいぶ緩斜面になりました。地獄の急登区間はこれでほぼほぼ終了です!標高2350m、シラビソの中に1本だけダケカンバが。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高2423m、遂に木々の間から聖岳!ああよかった、西側はガスってない!
標高2423m、遂に木々の間から聖岳!ああよかった、西側はガスってない!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 もうあと少しだ!岩混じりの斜面を登ると、
もうあと少しだ!岩混じりの斜面を登ると、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 森林限界、という標高ではありませんが、なぜか木の高さが低くなっていて、
森林限界、という標高ではありませんが、なぜか木の高さが低くなっていて、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 カッコいい!上河内岳(2803m)。
カッコいい!上河内岳(2803m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 右のトンガリ、茶臼岳(2604m)の左奥に光岳(2592m)。
右のトンガリ、茶臼岳(2604m)の左奥に光岳(2592m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 光岳のさらに南、信濃俣(2332m)。
光岳のさらに南、信濃俣(2332m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 右端は不動岳(2172m)、その左奥に鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)、平らなバラ谷の頭(2010m)を間にはさんで左端が黒法師岳(2068m)。
右端は不動岳(2172m)、その左奥に鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)、平らなバラ谷の頭(2010m)を間にはさんで左端が黒法師岳(2068m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 こちらは木々の間からですが、大無間山(2329m)。
こちらは木々の間からですが、大無間山(2329m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 大無間山と黒法師岳の間に大根沢山(2239m)。
大無間山と黒法師岳の間に大根沢山(2239m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そして何と言っても聖岳(3013m)!
そして何と言っても聖岳(3013m)!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 聖岳のアップ!
聖岳のアップ!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 こちらは上河内岳のアップ!
こちらは上河内岳のアップ!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 もう少し引いたアングルで上河内岳。
もう少し引いたアングルで上河内岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 上河内岳~聖岳。
上河内岳~聖岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 左から大無間山、大根沢山、黒法師岳~不動岳、信濃俣。その手前に今いる稜線の南、稲又山(右・2405m)と青薙山(2406m)。
左から大無間山、大根沢山、黒法師岳~不動岳、信濃俣。その手前に今いる稜線の南、稲又山(右・2405m)と青薙山(2406m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 手前に木々もなくスッキリ見えるようになった大無間山。稜線の形状が複雑で見る場所ごとに違う姿なのに、どこから見てもそれと分かる不思議な山です。
手前に木々もなくスッキリ見えるようになった大無間山。稜線の形状が複雑で見る場所ごとに違う姿なのに、どこから見てもそれと分かる不思議な山です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さっきも撮りましたが、黒法師岳、バラ谷の頭、丸盆岳、鎌崩岳、不動岳。
さっきも撮りましたが、黒法師岳、バラ谷の頭、丸盆岳、鎌崩岳、不動岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 こんな感じのガレ場、青薙山のところの赤崩に匹敵するほどの大規模な崩壊地です。
こんな感じのガレ場、青薙山のところの赤崩に匹敵するほどの大規模な崩壊地です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガレの北端の向こうに聖岳。ていうかあのガレの北端に沿って所ノ沢越から布引山へのルートがあるらしいんですけど、あの斜度なの?ホントに?
ガレの北端の向こうに聖岳。ていうかあのガレの北端に沿って所ノ沢越から布引山へのルートがあるらしいんですけど、あの斜度なの?ホントに?
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ミネウスユキソウだと思って撮ったんですが、合ってるのかな?こんな花だっけ?
ミネウスユキソウだと思って撮ったんですが、合ってるのかな?こんな花だっけ?
笊ヶ岳・布引山・生木割山 iPhone7によるパノラマ写真、その1。大無間山~信濃俣の右に光岳、茶臼岳、上河内岳、聖岳。
iPhone7によるパノラマ写真、その1。大無間山~信濃俣の右に光岳、茶臼岳、上河内岳、聖岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 茶臼岳。右下の斜面に茶臼小屋が見えます。
茶臼岳。右下の斜面に茶臼小屋が見えます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 青薙山から上河内岳まで。
青薙山から上河内岳まで。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ミヤマトリカブト。
ミヤマトリカブト。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ミヤマバイケイソウ。あちこちの山でずっと葉っぱばかり見ていて、ようやくちゃんと咲いた花を見ましたが、地味~。
ミヤマバイケイソウ。あちこちの山でずっと葉っぱばかり見ていて、ようやくちゃんと咲いた花を見ましたが、地味~。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 登ってみるまでは笊ヶ岳までの経由地としか思っていなかった布引山ですが、荒々しいガレ場といい眺望といい、いい山じゃないですか!上河内岳・聖岳と。
登ってみるまでは笊ヶ岳までの経由地としか思っていなかった布引山ですが、荒々しいガレ場といい眺望といい、いい山じゃないですか!上河内岳・聖岳と。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガレの頂点までもう少しです。
ガレの頂点までもう少しです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 東側はやっぱり雲が湧いていますね。でもちゃんと富士山が見えました!
東側はやっぱり雲が湧いていますね。でもちゃんと富士山が見えました!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガレの頂点から後ろを振り返って。
ガレの頂点から後ろを振り返って。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 雲海の向こうの富士山、再び。
雲海の向こうの富士山、再び。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 同じくガレの頂点から大無間山、青薙山、大根沢山、黒法師岳・不動岳、信濃俣、など。大根沢山の左奥に前黒法師岳(1943m)、信濃俣の右奥には黒沢山(2122m)も見えます。
同じくガレの頂点から大無間山、青薙山、大根沢山、黒法師岳・不動岳、信濃俣、など。大根沢山の左奥に前黒法師岳(1943m)、信濃俣の右奥には黒沢山(2122m)も見えます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そして遂に赤石岳(3120m)の姿が!
そして遂に赤石岳(3120m)の姿が!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 聖岳と赤石岳。
聖岳と赤石岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガレの頂点を過ぎると眺望はなくなってしまいますが、シラビソにダケカンバが混じる素晴らしい原生林です。
ガレの頂点を過ぎると眺望はなくなってしまいますが、シラビソにダケカンバが混じる素晴らしい原生林です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ゴゼンタチバナ。布引山周辺にたくさん咲いていました。
ゴゼンタチバナ。布引山周辺にたくさん咲いていました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 スタートから間もなく6時間、布引山(2584.1m)に到着!
スタートから間もなく6時間、布引山(2584.1m)に到着!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 樹林帯フリークとしては、美しい原生林が続く布引山のなだらかな頂上稜線はまさにパラダイスでした。アップダウンもなくて気持ちのいい道です。
樹林帯フリークとしては、美しい原生林が続く布引山のなだらかな頂上稜線はまさにパラダイスでした。アップダウンもなくて気持ちのいい道です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 木々の向こうですが、また富士山が見えるポイントがありました。
木々の向こうですが、また富士山が見えるポイントがありました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 南北に長い頂上稜線、西側の木々が少し疎らになったと思ったら、
南北に長い頂上稜線、西側の木々が少し疎らになったと思ったら、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 木々の向こうに南ア主稜線の北側がもう少し先まで見通せました。これは塩見岳(3047m)。
木々の向こうに南ア主稜線の北側がもう少し先まで見通せました。これは塩見岳(3047m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 こちらは悪沢岳(右・3141m)と荒川中岳(3084m)。
こちらは悪沢岳(右・3141m)と荒川中岳(3084m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 赤石岳頂上のアップ。氷河の痕跡、カール地形がよく見えます。
赤石岳頂上のアップ。氷河の痕跡、カール地形がよく見えます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 東側が望める場所もありました。
東側が望める場所もありました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そろそろ笊ヶ岳との鞍部に向かって下り始める…というところで笊ヶ岳を見ることができました。
そろそろ笊ヶ岳との鞍部に向かって下り始める…というところで笊ヶ岳を見ることができました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 わりあい長い間、緩斜面が続きますが、
わりあい長い間、緩斜面が続きますが、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 途中から結構な急坂の下りとなり、
途中から結構な急坂の下りとなり、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 布引山頂上からは170m下り、ここが笊ヶ岳との最低鞍部、標高2410m。エゾハルゼミが鳴いてますね。
布引山頂上からは170m下り、ここが笊ヶ岳との最低鞍部、標高2410m。エゾハルゼミが鳴いてますね。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 笊ヶ岳へは220mの登りです。ここでYAMAPが勝手に止まっていることに気付きました。ここまでのレポのデータは適当に捏造したGPSデータなので、時間経過は少々いい加減です。
笊ヶ岳へは220mの登りです。ここでYAMAPが勝手に止まっていることに気付きました。ここまでのレポのデータは適当に捏造したGPSデータなので、時間経過は少々いい加減です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 息が切れた、寄る年波には勝てないですなあ。
息が切れた、寄る年波には勝てないですなあ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 再び西側の眺望が開けました。右から上河内岳、茶臼岳、光岳、信濃俣。
再び西側の眺望が開けました。右から上河内岳、茶臼岳、光岳、信濃俣。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さすが2600m超え、半月前の鳳凰山に続いてハイマツのお出迎えです。
さすが2600m超え、半月前の鳳凰山に続いてハイマツのお出迎えです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 笊への登りは最後まで急登でした~。スタートから7時間弱、笊ヶ岳(2629m)に到着!
笊への登りは最後まで急登でした~。スタートから7時間弱、笊ヶ岳(2629m)に到着!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 あーっ、小笊の向こうに富士山…を見たかったのに!50分ほど前には見えてたのにな~。
あーっ、小笊の向こうに富士山…を見たかったのに!50分ほど前には見えてたのにな~。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 南ア主稜線の北側もガスって見えなくなっていました。塩見岳もさっきは見えてたのに…。
南ア主稜線の北側もガスって見えなくなっていました。塩見岳もさっきは見えてたのに…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 南側も大根沢山を残して、他の山はガスで見えなくなっています。
南側も大根沢山を残して、他の山はガスで見えなくなっています。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 まぁ、見えていない山のことを言っていてもしょうがない、見えている山を愛でることにしましょう!左の上河内岳と右の聖岳。
まぁ、見えていない山のことを言っていてもしょうがない、見えている山を愛でることにしましょう!左の上河内岳と右の聖岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 赤石岳、荒川中岳、悪沢岳。
赤石岳、荒川中岳、悪沢岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 iPhoneによるパノラマ写真、その2。
iPhoneによるパノラマ写真、その2。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 真ん中には、布引山から見るより尖っている茶臼岳、左奥に光岳。
真ん中には、布引山から見るより尖っている茶臼岳、左奥に光岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 上河内岳。
上河内岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 悪沢岳のアップ。
悪沢岳のアップ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 これは荒川中岳のアップ。
これは荒川中岳のアップ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 赤石岳のアップ再び。
赤石岳のアップ再び。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ちょっと引いた赤石岳。笊から見ると左右に大きく稜線を伸ばして迫力の眺めです。雲ノ平から見た薬師岳とか、思い出しますなぁ、
ちょっと引いた赤石岳。笊から見ると左右に大きく稜線を伸ばして迫力の眺めです。雲ノ平から見た薬師岳とか、思い出しますなぁ、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 荒川中岳と悪沢岳。荒川岳に3つのカールがあるのがよく分かります。
荒川中岳と悪沢岳。荒川岳に3つのカールがあるのがよく分かります。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 聖岳と赤石岳の間の山々。真ん中の2つは左が中盛丸山(2807m)、右が大沢岳(2819m)。
聖岳と赤石岳の間の山々。真ん中の2つは左が中盛丸山(2807m)、右が大沢岳(2819m)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 布引山から見るより聖岳と奥聖岳(2978m)の間が詰まって、よりカッコよく見えます。
布引山から見るより聖岳と奥聖岳(2978m)の間が詰まって、よりカッコよく見えます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 聖岳は大川入山から見るのがいちばんカッコいいと思っていますが、ここからの姿もなかなか。富士山っぽい美しさです。
聖岳は大川入山から見るのがいちばんカッコいいと思っていますが、ここからの姿もなかなか。富士山っぽい美しさです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 聖岳、中盛丸山、大沢岳、赤石岳。
聖岳、中盛丸山、大沢岳、赤石岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ここで弁当を頂きます。本日はセブンイレブン身延下山店で購入した「明太のり弁当」、2月にヤレヤレ平、4月に出来山頂上で、どちらも雪の中震えながら食べて以来です。今日は暑い!
ここで弁当を頂きます。本日はセブンイレブン身延下山店で購入した「明太のり弁当」、2月にヤレヤレ平、4月に出来山頂上で、どちらも雪の中震えながら食べて以来です。今日は暑い!
笊ヶ岳・布引山・生木割山 赤石ダムと赤石ダム湖、だそうです。湖面の色がスゴイですね。
赤石ダムと赤石ダム湖、だそうです。湖面の色がスゴイですね。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 見えていた山もだんだんとガスってきました。
見えていた山もだんだんとガスってきました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 戻ってきた時にはガスが晴れていることを願いつつ、小笊まで行ってみることにします。いきなり木で通せんぼされていますけど…。
戻ってきた時にはガスが晴れていることを願いつつ、小笊まで行ってみることにします。いきなり木で通せんぼされていますけど…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 まず下った後にいったん登り返しがあり、
まず下った後にいったん登り返しがあり、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そのあと急降下。
そのあと急降下。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 この辺が最低鞍部、標高2573m。
この辺が最低鞍部、標高2573m。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 小笊への登り返しから笊ヶ岳。
小笊への登り返しから笊ヶ岳。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ここはハイマツもシャクナゲも丈が低く、明るい道です。
ここはハイマツもシャクナゲも丈が低く、明るい道です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ハイマツの根を乗り越えて進んでいきます。
ハイマツの根を乗り越えて進んでいきます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 笊ヶ岳の右奥、ガスの中から赤石と荒川の鞍部だけが見えています。
笊ヶ岳の右奥、ガスの中から赤石と荒川の鞍部だけが見えています。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 鬱蒼としたシラビソの間を歩いていくと、
鬱蒼としたシラビソの間を歩いていくと、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 このあたりが小笊(2616m、GPSによる)の頂上。山頂表示があったみたいなんですが、見つけることはできませんでした。
このあたりが小笊(2616m、GPSによる)の頂上。山頂表示があったみたいなんですが、見つけることはできませんでした。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 やはり東側はガスっていて、富士山とか、望むべくもなく。
やはり東側はガスっていて、富士山とか、望むべくもなく。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 まぁ、仕方ないですね~。ガスの中、笊ヶ岳に戻ります。
まぁ、仕方ないですね~。ガスの中、笊ヶ岳に戻ります。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 警察の人によると「笊~小笊間は、先日の台風で道が悪くなっているらしい」とのことでしたが、別に危険箇所もなく歩けました。
警察の人によると「笊~小笊間は、先日の台風で道が悪くなっているらしい」とのことでしたが、別に危険箇所もなく歩けました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 笊ヶ岳に戻ってきましたが、状況が好転しないので残念ですが下ることにします。下りの急降下でどれくらいの時間を取られるのか読みづらいし。
笊ヶ岳に戻ってきましたが、状況が好転しないので残念ですが下ることにします。下りの急降下でどれくらいの時間を取られるのか読みづらいし。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 笊ヶ岳の下りから小笊。頂上の東はガレているんですね。
笊ヶ岳の下りから小笊。頂上の東はガレているんですね。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 日が射さなくなった登山道を下ります。
日が射さなくなった登山道を下ります。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高2484m、まだ下っている途中。時々は日が射すときがあって、生き生きとした美しさに目を奪われます。
標高2484m、まだ下っている途中。時々は日が射すときがあって、生き生きとした美しさに目を奪われます。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 標高2461m、最低鞍部2410mを越えて布引山への登り返し。このルートで登りらしい登りはこれが最後!と思って頑張りましたが、実はこのルート、自分は登りよりも下りでダメージを受けました。
標高2461m、最低鞍部2410mを越えて布引山への登り返し。このルートで登りらしい登りはこれが最後!と思って頑張りましたが、実はこのルート、自分は登りよりも下りでダメージを受けました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 頂上の北側は美しい原生林、南側はワイルドなガレ場と眺望、笊ヶ岳からの眺望が少々残念なこともあって、布引山は自分的には笊ヶ岳よりも印象的な山となりました。
頂上の北側は美しい原生林、南側はワイルドなガレ場と眺望、笊ヶ岳からの眺望が少々残念なこともあって、布引山は自分的には笊ヶ岳よりも印象的な山となりました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガスっていると空気が湿気を含んでいるので、冷たくていい風が吹いてきます。生き返ります。下草がシラビソの幼木というのもいい感じ。そう言えば午後になってセミが鳴かなくなりました。
ガスっていると空気が湿気を含んでいるので、冷たくていい風が吹いてきます。生き返ります。下草がシラビソの幼木というのもいい感じ。そう言えば午後になってセミが鳴かなくなりました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 振り返ると木々の間から生木割(2539m)が見えました。なんで今見えるかなぁ(笑)。
振り返ると木々の間から生木割(2539m)が見えました。なんで今見えるかなぁ(笑)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 布引山の頂上はサクッと通過し、iPhoneによるパノラマ写真、その3は、その1とほぼ同じ場所から。見事に真っ白です。
布引山の頂上はサクッと通過し、iPhoneによるパノラマ写真、その3は、その1とほぼ同じ場所から。見事に真っ白です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ガレ場を上から見るとこんな感じ。
ガレ場を上から見るとこんな感じ。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さて、緩斜面を離れ、あとは広河原まで激下りの連続。ここは標高2205m、ガスの中下っていきます。シラビソの落ち葉が意外とフカフカで、右ヒザは今のところそれほど痛くなっていません。
さて、緩斜面を離れ、あとは広河原まで激下りの連続。ここは標高2205m、ガスの中下っていきます。シラビソの落ち葉が意外とフカフカで、右ヒザは今のところそれほど痛くなっていません。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 登山道には、落ち葉に隠れて濡れた根っこが多数あり、これが否応なく滑ります。シラビソ林だからか、まだ1時なのに結構暗いです。写真だとよく分かりませんが。
登山道には、落ち葉に隠れて濡れた根っこが多数あり、これが否応なく滑ります。シラビソ林だからか、まだ1時なのに結構暗いです。写真だとよく分かりませんが。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そろそろ桧横手山、やはりこのあたりは落ち着いていていい雰囲気です。
そろそろ桧横手山、やはりこのあたりは落ち着いていていい雰囲気です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 急降下が続くので、久しぶりの登りはヒザに負担がかからなくてほっとひと息。
急降下が続くので、久しぶりの登りはヒザに負担がかからなくてほっとひと息。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 山頂表示はないですが、たぶんここが桧横手山頂上。行きの時同様倒木に座り、帰りには塩大福を頂きました。
山頂表示はないですが、たぶんここが桧横手山頂上。行きの時同様倒木に座り、帰りには塩大福を頂きました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 このあと小雨がパラついてきました。カッパはもちろん持ってきてるけど、とにかく滑るので降らないでほしいです。
このあと小雨がパラついてきました。カッパはもちろん持ってきてるけど、とにかく滑るので降らないでほしいです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 幸運にも雨は本降りになることなく止みました。ここは登りでも写真を撮った展望ポイントですが、
幸運にも雨は本降りになることなく止みました。ここは登りでも写真を撮った展望ポイントですが、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 七面山もガスの中でした…。
七面山もガスの中でした…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 山の神まで戻ってきました。眺望は残念な部分もあったけど、まぁ自分が歩くペースが遅かったからだし、何より無事に帰ってこれたことに感謝です。
山の神まで戻ってきました。眺望は残念な部分もあったけど、まぁ自分が歩くペースが遅かったからだし、何より無事に帰ってこれたことに感謝です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 まだまだ急降下は続きます。斜度がキツくて減速できないので、ヒザへの負担を軽減できません。また右ヒザが痛くなってきました。
まだまだ急降下は続きます。斜度がキツくて減速できないので、ヒザへの負担を軽減できません。また右ヒザが痛くなってきました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 最後のつづら折りが長い!沢は見えているのになかなか広河原に着きません。もうほとんど無我の境地で歩いていました。
最後のつづら折りが長い!沢は見えているのになかなか広河原に着きません。もうほとんど無我の境地で歩いていました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 着いた~、広河原です。
着いた~、広河原です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ここから5枚、再びGoProからの切り出し。帰りはジャンプする先の石が小さく、いやぁ飛びにくいなぁと考えていたら、
ここから5枚、再びGoProからの切り出し。帰りはジャンプする先の石が小さく、いやぁ飛びにくいなぁと考えていたら、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 足元の石が濡れていて突然滑りました。ドイツ語の「ü(ウーウムラウト)」みたいなヘンな声を上げる私。
足元の石が濡れていて突然滑りました。ドイツ語の「ü(ウーウムラウト)」みたいなヘンな声を上げる私。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 どぼーん!(笑)
どぼーん!(笑)
笊ヶ岳・布引山・生木割山 こうなりながらも幸運が2つ、1つ目は行きと違い、念のためカメラをデイパックに入れていたこと、2つ目は川底が深くなく、コケずに済んだことです。
こうなりながらも幸運が2つ、1つ目は行きと違い、念のためカメラをデイパックに入れていたこと、2つ目は川底が深くなく、コケずに済んだことです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 デイパックは濡れずに済み、iPhoneも、もちろんGoProも防水なので機材も壊れずに済みました。
デイパックは濡れずに済み、iPhoneも、もちろんGoProも防水なので機材も壊れずに済みました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ただ靴と靴下はびしょ濡れ~。とりあえず靴下を絞りますが、靴が濡れているので焼け石に水。
ただ靴と靴下はびしょ濡れ~。とりあえず靴下を絞りますが、靴が濡れているので焼け石に水。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ああ、美しい登山道ですねー…と現実逃避したところで、靴の中で濡れた靴下がグシュグシュいっていて、歩きにくいことこの上ないです。
ああ、美しい登山道ですねー…と現実逃避したところで、靴の中で濡れた靴下がグシュグシュいっていて、歩きにくいことこの上ないです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 そうだ!渡渉用にオーバーソックスを持ってきていたのを思い出しました。再度靴下を固く絞り、靴下の上からオーバーソックスを履きました。こうすると靴下はこれ以上濡れないので、かなり歩きやすくなりました。靴の中で足がキツくなって、それはそれで少々歩きにくいですが。
そうだ!渡渉用にオーバーソックスを持ってきていたのを思い出しました。再度靴下を固く絞り、靴下の上からオーバーソックスを履きました。こうすると靴下はこれ以上濡れないので、かなり歩きやすくなりました。靴の中で足がキツくなって、それはそれで少々歩きにくいですが。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 このルートで危険ポイントは、どちらかというと広河原と雨畑ゲートの間にあります。その1、傾いた橋。
このルートで危険ポイントは、どちらかというと広河原と雨畑ゲートの間にあります。その1、傾いた橋。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 その2、ザレ場。ここは今は踏み跡がしっかり付いていて、危険という感じではないです。
その2、ザレ場。ここは今は踏み跡がしっかり付いていて、危険という感じではないです。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 その3、天然シャワー。道幅が異様に狭く、避けて通ろうとするとかえって滑落の危険が。「冷たくて気持ちいいなあ」くらいの気持ちで通ることが大切(笑)。
その3、天然シャワー。道幅が異様に狭く、避けて通ろうとするとかえって滑落の危険が。「冷たくて気持ちいいなあ」くらいの気持ちで通ることが大切(笑)。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 その4、なんだか宙ぶらりんのハシゴ。写真じゃ分かりにくいですが、こんなハシゴでも、もしなければ向こう側に行けません。岩に打ち込んだボルトに固定されているので、ハシゴごと落っこちることはないと思うけど。
その4、なんだか宙ぶらりんのハシゴ。写真じゃ分かりにくいですが、こんなハシゴでも、もしなければ向こう側に行けません。岩に打ち込んだボルトに固定されているので、ハシゴごと落っこちることはないと思うけど。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 前はこの橋が架かっていたと思われ。おそらく原因は落石でしょうが、ぶち壊れてます…。
前はこの橋が架かっていたと思われ。おそらく原因は落石でしょうが、ぶち壊れてます…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 で、その5、やたら揺れる吊り橋。
で、その5、やたら揺れる吊り橋。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 吊り橋を横から見たところ。揺れるだけで壊れはしない、と思う…。
吊り橋を横から見たところ。揺れるだけで壊れはしない、と思う…。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 さっきよりはガスが晴れて、七面山の稜線が再び姿を現しました。
さっきよりはガスが晴れて、七面山の稜線が再び姿を現しました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 途中の集落跡っぽいところにある建物。
途中の集落跡っぽいところにある建物。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 寸又峡から前黒法師岳に登る登山口近くにある湯山集落に雰囲気が似ています。ただ違うのはいくつか建物が残っているところ。ビニールシートがかかっているし、倉庫代わりに使われているのかも。
寸又峡から前黒法師岳に登る登山口近くにある湯山集落に雰囲気が似ています。ただ違うのはいくつか建物が残っているところ。ビニールシートがかかっているし、倉庫代わりに使われているのかも。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 林道から分かれたポイントまで戻ってきました。
林道から分かれたポイントまで戻ってきました。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 ここが林道からの分岐点。実は登りの時、暗くて道が分からなくて、いきなりあさっての方向に歩き出してしまいました。看板の左に道があるのね、覚えておかないと。
ここが林道からの分岐点。実は登りの時、暗くて道が分からなくて、いきなりあさっての方向に歩き出してしまいました。看板の左に道があるのね、覚えておかないと。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 この林道の先で、遭難された方の関係者(妹さん?)とお会いしました。小笊までのルートを撮った写真をコピーさせてほしいということでご一緒し、駐車場まで戻りました。なので登山道の写真はここで終了です。
この林道の先で、遭難された方の関係者(妹さん?)とお会いしました。小笊までのルートを撮った写真をコピーさせてほしいということでご一緒し、駐車場まで戻りました。なので登山道の写真はここで終了です。
笊ヶ岳・布引山・生木割山 パソコンが宿に置いてあるということで向かった先は、もともと温泉に入るつもりだったヴィラ雨畑でした。画像データをコピーし、
パソコンが宿に置いてあるということで向かった先は、もともと温泉に入るつもりだったヴィラ雨畑でした。画像データをコピーし、
笊ヶ岳・布引山・生木割山 温泉に入って帰りました。この写真は17時21分撮影、ヴィラ雨畑を18時3分に出発、20時34分自宅着。
温泉に入って帰りました。この写真は17時21分撮影、ヴィラ雨畑を18時3分に出発、20時34分自宅着。

活動の装備

  • コロンビア(Columbia)
    EPHART CREEK SHORT SLEEVE TEE
  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    デルタ GTX
  • コロンビア(Columbia)
    モントレイル エンデュロソールLP
  • その他(Other)
    YIEASY 充電式LEDヘッドランプ
  • ニコン(Nikon)
    望遠ズームレンズAF-SDXNIKKOR55-200mmf/4-5.6GEDVRIIニコンDXフォーマット用AFSDXVR55-200G2
  • ニコン(Nikon)
    標準ズームレンズAF-SDXNIKKOR18-55mmf/3.5-5.6GVRIIニコンDXフォーマット専用
  • ニコン(Nikon)
    デジタル一眼レフカメラD7000ボディー
  • マムート(MAMMUT)
    Trekkers 2.0 Shorts AF Men
  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
  • ワコール(Wacoal)
    CW-X レボリューション
  • その他(Other)
    MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
  • ガーミン(Garmin)
    ForeAthlete 230J

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